応用情報技術者試験 - SE娘の剣 -

応用情報処理技術者試験の対策サイトです。 応用情報処理技術者試験の午前問題を中心とした基礎用語の解説を中心に掲載します。書き始めたばかりなので、内容はまだまだ不十分です。少しずつ追記していきます

ウォッチドッグタイマ(WDT)

ウォッチドッグタイマは、装置に組み込まれた異常を監視する機能です。あらかじめ設定された一定時間内にウォッチドッグタイマのタイマがクリアされなかった場合,システム異常とみなしてシステムに通知する。
システム異常が無ければ、タイマをクリアする処理が実行されるだろうという理屈です。
Watchdog(番犬)という言葉から、監視する機能というのが想像がついたかもしれません。

■H16春ES午前
問11 ウォッチドッグタイマの説明として,適切なものはどれか。
ア 1本の伝送路で,信号の伝送方向を一定時間ごとに切り替える伝送方式である。
イ 指定された時間が経過しても,決められたイベントが発生しないときにプログラムでエラー扱いとするRAS機能の一つである。
ウ 指定された時間が経過すると,割込み機能を使ってプログラムに通知する監視機能である。
工 複数のデータをそれぞれ一定時間ごとに切り替えて伝送することによって, 1本の回線で複数チャネルの通信を行う装置である。

【正解】ウ

■H20春ES午前
問7 1秒のウォッチドッグタイマの説明として,適切なものはどれか。
ア 1秒ごとにノンマスカブル割込みを発生させて,プログラムが正常に働いているかどうかを検査する。
イ 1秒ごとにマスカブル割込みを発生させるようにしておき,通常の処理ルーチンは1秒が経過する前に割込みをマスクする。
ウ 1秒のソフトウェアタイマを作り,通常の処理ルーチンはタイムアップする前に割込みを発生させてソフトウェアタイマをリセットする。
エ 1秒のハードウェアタイマでCPUのリセット信号を発生させるようにしておき,1秒が経過する前にプログラムでハードウェアタイマをリセットする。

【正解】エ

■H27秋SA午前Ⅱ
問18 SVC (Supervisor Call)割込みが発生する要因として,適切なものはどれか。
ア OSがシステム異常を検出した。
イ ウォッチドッグタイマが最大カウントに達した。
ウ システム監視LSIが割込み要求を出した。
エ ユーザプログラムがカーネルの機能を呼び出した。

■H25春  ※H26秋問22も同じ
問23 ウォッチドッグタイマの機能はどれか。
ア あらかじめ設定された一定時間内にタイマがクリアされなかった場合,システム異常とみなしてシステムに通知する。
イ システム異常を検出した場合,タイマで設定された時間だけ待ってシステムに通知する。
ウ システム異常を検出した場合,マスカブル割込みでシステムに通知する。
エ システムが一定時間異常であった場合,上位の管理プログラムをコールする。
【正解】ア

■H29秋 ※上とほぼ同じ問題
問22 組込みシステムにおける,ウォッチドッグタイマの機能はどれか。
ア あらかじめ設定された一定時間内にタイマがクリアされなかった場合,システム異常とみなしてシステムをリセット又は終了する。
イ システム異常を検出した場合,タイマで設定された時間だけ待ってシステムに通知する。
ウ システム異常を検出した場合,マスカブル割込みでシステムに通知する。
エ システムが一定時間異常であった場合,上位の管理プログラムを呼び出す。
【正解】ア

過去問(H24春ESPM1問1)をみてみましょう。
〔加工機のシステム構成〕
加工機のシステム構成を図3に示す。

wdt
・加工制御部のWDTは,一定時間内にクリアされないと,非常停止制御部に信号を送信する。
・非常停止制御部は,非常停止ボタンが押されるか,又はWDTからの信号を受信すると,非常停止信号を出力し,加工制御部及び加工部を停止させる。
上記のように、非常停止制御部につながっていますね。