カテゴリ: 11.企業と法務

モンテカルロ法
H19春FE
問76 乱数を応用して,求める解や法則既の近似を得る手法はどれか。

ア クラスタ分析法  ウ デルファイ法
イ 指数平滑法  エ モンテカルロ法

正解はエ

製品在庫や原材料在庫が少なくなると、仕入先に発注を行います。発注方式には、定量発注方式と、定期発注方式があります。

定量発注方式
定量発注方式は,在庫の「量」を基準に発注をします。具体的には、在庫数量が,部品ごとに定めた一定の水準(=発注点)まで低下したら,部品ごとに定めた一定量を発注します。

②定期発注方式
定期発注方式は,「期間」を基準に発注をします。具体的には、一定期間ごとに最適な発注量を発注します。どれだけの量を発注するかを決めるために、発注時に需要予測が必要です。

ーーーーーーー過去問での記載
■H27春
間76 定期発注方式の特徴はどれか。
ア ABC分析におけるC品目に適用すると効果的である。
イ 発注時に需要予測が必要である。
ウ 発注のタイミングは発注対象を消費する速度に依存する。
エ 発注量には経済的発注量を用いると効果的である。
【正解】イ

H22秋AP午後
〔S社における在庫管理方式〕
S社は,部品発注において,定量発注方式と定期発注方式を用いている。
定量発注方式においては,在庫数量が,部品ごとに定めた一定の水準(以下,発注点という)まで低下したら,部品ごとに定めた一定量の発注を行う。S社では,定量発注方式の対象となる部品ごとに,発注点と発注量を在庫管理システムに登録している。日々の在庫数量が更新されると発注が必要かどうかを判定し,発注が必要ならば,在庫管理システムによって発注伝票が作成される。
S社においては,発注点は次の算式によって決定している。
・発注点=平均出庫数量(個/日)×調達期間(日)十安全在庫数量
・安全在庫数量=(最大出庫数量(個/日)一平均出庫数量(個/日))×調達期間(日)
定期発注方式においては,一定の発注サイクルごとに部品の発注量を計画し,発注する。S社では,毎月の生産計画立案後に,定期発注方式の対象となる部品ごとに必要量を算出し,発注伝票を作成する。

◆H19春AD午前
問73 在庫管理における定期発注方式に関する記述として,適切なものはどれか。
ABC分析でのAランクの品目を管理するのに適した方式である。
イ 単価が低く,品質劣化の心配が少ない品目を管理するのに適している。
ウ 常に一定量を発注する方式である。
エ 発注点方式ともいわれている。

◆H21秋IP
問7 一定期間ごとに最適量を発注する方式を定期発注方式という。

線形計画法とは「“1次式で表現される制約条件の下にある資源を,どのように配分したら1次式で表される効果の最大が得られるか”という問題を解く手法(H24春AP問76)」です。

H19秋FE午後より
バスタブ曲線の説明〕
ハードウェアの故障頻度は,横軸に導入からの経過時間,縦軸に故障頻度をとると,図のようなバスタブを縦に切った断面のような形状の曲線に従うことが知られており,この曲線をバスタブ曲線と呼んでいる。
バスタブ曲線では,運用開始直後から時間の経過とともに故障頻度が減少する期間を初期故障期間,老朽化によって故障頻度が増加する期間を摩耗故障期間,この二つの期間の間で,偶発故障が主になり故障頻度が安定する期間を偶発故障期間と呼ぶ。
バスタブ曲線

◆H25春AP
問74 バスタブ曲線を説明したものはどれか。
ア 抜取り検査において,横軸にロットの不良率,縦軸にロットの合格率をとると,ある不良率のロットが合格する確率を知ることができる。不良率が高くなると合格率は下がる。
イ プログラムのテストにおいて,横軸にテスト時間,縦軸に障害累積数をとると,その形状は時間の経過に伴って増加率が次第に高くなり,ある時点以降は増加率が次第に鈍化し,一定の値に漸近していく。
ウ 横軸に時間,縦軸に故障率をとって経過を記録すると,使用初期は故障が多く,徐々に減少して一定の故障率に落ち着く。更に時間が経過すると再び故障率は増加する。
工 横軸に累積生産量,縦軸に生産量1単位当たりのコストをとると,同一製品の累積生産量が増加するにつれて生産量1単位当たりのコストが逓減していくという経験則を表す。

正解:ウ

■H21春FE
問79 特許権を説明したものはどれか。
ア 産業上利用することができる新規の発明を独占的・排他的に利用できる権利であり,所轄の官庁への出願及び審査に基づいて付与される権利
イ 事業者が自己の商品を他人の商品と識別するために商品について使用する標識を,独占的・排他的に使用できる権利
ウ 新規の美術・工芸・工業製品などで,その形・色・模様・配置などについて加える装飾上の工夫を,独占的・排他的に使用できる権利
エ 文芸,学術,美術又は音楽の範囲に属する著作物を,その著作者が独占的・排他的に支配して利益を受ける権利

ア:特許
イ:商標権
ウ:意匠権
エ:著作権

■H20秋FE午前
問79 特許権の付与に関して二つ以上の同一特許出願が競合した場合,我が国の特許法において優先的に取り扱われる者はどれか。
ア 抽選によって選ばれた者
ウ 最も先に出願した者
イ 特許の出願実績が最も多い者
エ 最も先に発明した者

正解はウ。先に出願した者が優先です。

■H22秋高度AM
問17 特許権に関する記述のうち,適切なものはどれか。
ア A社が特許を出願するより前に独自に開発して発売した製品は, A社の特許権の侵害にならない。
イ 組込み機器におけるハードウェアは特許権で保護されるが,ソフトウェアは保護されない。
ウ 審査を受けて特許権を取得した後に,特許権が無効となることはない。
エ 先行特許と同一の技術であっても,独自に開発した技術であれば特許権の侵害にならない。

正解:ア
特許出願前に出願された技術を実施していた者は「実施権(先使用権:特許法79条)」を有しているので特許権者の許諾を受けずに技術を実施して良い。ただし、A社が特許を取れば、特許の権利はA社が持つ

知的財産権ですが、産業財産権著作権に分けられます。産業財産権には、特許権実用新案権意匠権、商標権があります。情報処理技術者試験では、特に著作権法が問われます。
知的財産権
※各権利の解説は特許庁のサイト(https://www.jpo.go.jp/seido/s_gaiyou/chizai02.htm)から引用

■1.著作権とは
著作権法では、著作権の定義として「思想又は感情を創作的に表現したものであつて、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するものをいう」とあります。
分かりやすいのが、小説や音楽、絵画、建築などによる著作物があります。
情報セキュリティスペシャリスト試験_著作物

■2.著作権で保護されるもの
過去問(H24秋FE午前)を解いてみましょう。 

問79 著作権法で保護されるものはどれか。
ア アルゴリズム
イ コンパイラのプログラム
ウ プログラム言語
エ プロトコル

正解は、イのコンパイラのプログラムです。これは、プログラム言語でかかれたプログラムそのものと考えてください。
プログラムとアルゴリズムは著作物とはみなされません。ですが、プログラム言語で作成したプログラムそのものは、著作物で保護されます。

■3.ソフトウェアの著作権の帰属先は?
2つの観点で考えましょう。
観点A:会社の業務で開発したソフトウェアの著作権は誰の物?
観点B:ソフトウェア会社に開発を委託した場合の著作権は誰のもの?

どちらも、過去問をベースに考えます。

【観点A】(H23年秋IP)

問4 コンピュータプログラムに関する著作権の説明として,最も適切なものはどれか。
ア 改変が認められているフリーソフトウェアを改変した場合,改変部分も含めてその著作権は,別段の定めがない限り,元のフリーソフトウェアの著作者だけに帰属する。
イ 外部のソフトウェアハウスに委託して開発したプログラムの著作権は,別段の定めがない限り,委託元の会社に帰属する。
派遣社員が派遣先で,業務上,作成したプログラムの著作権は,別段の定めがない限り,派遣元の会社に帰属する。
エ 法人の発意に基づき,その法人の従業員が職務上作成するプログラムの著作権は,別段の定めがない限り,その法人が著作者となる。

正解は、エで、職務上作成するプログラムの著作権は、個人ではなく法人に帰属します。

【観点B】(平成23年春午前2問13)

問13 開発されたプログラムの著作権の帰属に関する規定が契約に定められていないとき,著作権の原始的な帰属はどのようになるか。
ア 請負の場合は発注先に,派遣の場合は派遣先に帰属する。
イ 請負の場合は発注先に,派遣の場合は派遣元に帰属する。
ウ 請負の場合は発注元に,派遣の場合は派遣先に帰属する。
エ 請負の場合は発注元に,派遣の場合は派遣元に帰属する。

正解はアです。請負の場合は、開発作業が完全に発注先に任されているからです。一方、派遣の場合は、派遣された先の会社の責任で開発するので、著作権保有することになります。

■4.著作権の保護期間
(1)権利の成立
特許の場合は、出願して登録されてはじめて権利が認められます。ところが著作権は、「著作物を創作したときに著作権が発生(H27秋IP問1より)」します(無方式主義と言います)。

(2)権利の保護期間
特許の権利は出願から20年です。著作権はどうでしょうか。過去問(H23春PM午前2)を見ましょう。

問24 法人が作成し,公開,発売したソフトウェアの著作権の権利期間は公開から何年か。
ア 15  イ 20  ウ 30  エ 50

正解はエの50年です。ちなみに、個人の場合は、著作権者の死後50年です。

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