カテゴリ:9.マネジメント > 9.2 サービスマネジメント

ITILv3ファウンデーションを受験しました。
結果は、33/40で合格。合格基準は26点(65%)です。
感想は、難しかったです。
ITサービスマネージャ試験とは根本的に違います。ITILv3の用語をしっかり覚えていないと合格できません。終わってみると基礎的な内容だったなという印象ですが、試験中はつらかったです。自信をもって解けた問題が案外少なかったので。

個人的な感想ですが、ITILv2ファウンデーションのときは、サービスサポートとサービスデリバリが中心の試験だったので、ITサービスマネージャ試験の前哨戦として有効かと思いました。v3の場合は、試験慣れするという意味や、ITILの知識を深めるという観点では価値がありますが、あくまでも違う試験であることはご理解されたほうがいいかと思います。違う試験ですので、求められているものが違うということであり、どっちが正しいとかどっちが役に立つということを言っているわけではありません。

試験機関:EXINが主催、ピアソンVUEまたはPROMETRIC
□試験名:ITILF(ピアソンVUE)、EX0-101J(PROMETRIC)
□試験時間:60分
□問題数:40問
□合格ライン:65点(40問中26問)
□合格率:80%以上だと聞いた気がします。
□受験料:20000円くらい

答えはNOです。「リリース管理=移行管理」ではありません。テクニカルエンジニア(システム管理)では、システムの移行が出題されておりましたが、ITサービスマネージャになって、システム移行に関する明確なジャンルがなくなりました。シラバスにも「システム移行」や「移行管理」というキーワードはありません。なんとなくリリース管理と同じに考えてしまう人もいるかもしれませんが、一緒ではありません。一部重複する部分もないことはありません。 一度、IPAに電話でこの件について見解を求めたこともあります。システム移行はITサービスマネージャにおいての位置づけはかなり下がったかもしれないという印象を受けました。

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