◆1.概要
・リムーバルメディア(FD、CD)を利用するための操作。
・マウントはrootユーザーのみの権限
・UNIXやLinuxの種類によりパスは異なるが、次のように実行する
 mount /mnt/cdrom
・逆の操作はアンマウント(umount)

◆2.Floppyのマウント
コマンドからを実行する必要がある。外付けUSBドライブを接続しただけでは表示されない可能性が高い。
mount /mnt/floppy

◆3.USBメモリのマウント
①マウントポイントを作成する。
(例)mkdir /mnt/usb
②作成したマウントポイントにデバイスをマウントする。
mount -t vfat /dev/sda1 マウントポイント
※オプションの-tはファイルシステムのタイプを意味する
※vfatはFATの意味
※sda1はスペシャルデバイスのことで、sda1が使われていたら、sdb1、sdc1とつながっていく。

◆4.CDのマウント
カレントディレクトリをcdromにしてからマウントすると中身が見れない可能性がある。マウントしてから、cdromのディレクトリに移動すべき

◆5.マウントされたかの確認
dfコマンドで確認

◆6.自動認識
/etc/fstab に記述しておくことで,自動認識が可能になる.
/dev/sda1 /mnt/usb auto noauto,user,iocharset=utf9 0 0
※ちょっと怪しいので注意
mount -a により、ここで記載されたデバイスがすべてマウントされる。

◆7.アンマウント
umount マウントしていたCD-ROMドライブやFDドライブを取り外す操作
(例) umount /mnt/cdrom
※注意 カレントディレクトリがcdromだと「device is busy」になるので、必ずcdrom以外に移動してから行う。
※うまくいかない場合、一度画面をexitし、違う画面を立ち上げるとうまくいくときがある。

◆8.ディスクを取り出す
eject /mnt/cdrom

◆9.ループバックデバイスにマウント
以下より引用
https://github.com/ctfs/write-ups-2014/tree/master/seccon-ctf-2014/get-the-key-txt
ext2のファイルシステムをループバックデバイスにマウント

$ file forensic100
forensic100: Linux rev 1.0 ext2 filesystem data
Let’s try to mount it.

$ mkdir /tmp/forensic100

$ cd /tmp/forensic100

$ mount -o loop forensic100 /tmp/forensic100
※forensic100はフルパスを指定した方がいい。
$ ls
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