それぞれの意味は、Capability(能力)、Maturity(成熟) Model(モデル)、Integration(統合)であり、意味は能力成熟度モデル統合である。私はCMMIよりCMM(Capability Maturity Model)という言葉のほうが馴染み深い。旧来はCMMという言葉が用いられていたが、CMMに多数の専門家の意見を統合(Integration)したものがCMMIだ(と思う)。

CMMとは会社の成熟度を5段階で評価するモデルである。
過去問では、CMMI(Capability Maturity Model Integration)の目的として「ソフトウェアを開発する組織のプロセス成熟度モデルを使って、プロセスの改善を図る(H18AM問14)」と述べられている。

CMMが意味する能力とは、ソフトウェア開発能力を指すことが多いが、実際にはソフト開発にとどまらないようだ。ソフト開発能力では、CMMレベル3を取得している会社は、日本に数社しかない。よって、CMMレベル3を認定されている企業は重宝される。

それ以外に、社内において成熟度を測る手法そのものが「こんなの意味あるの?」とずっと思っていたが、結構使われている。
例えば、ITの成熟度やセキュリティの成熟度などを部署ごとに細かく評価し、事業計画の中で何年間でレベルを上げていきましょう。などと利用する。

・レベル1:何もされていない。
・レベル2:最低限の管理(過去問(H19秋 共通午前問11)では、「成果物やサービス提供の状況が管理者層から見えている」)
・レベル3:そこそこ良い状態(過去問(H19秋 共通午前問11)では、「組織横断的に実施されるプロセスの首尾一貫性が保たれている」) ← 一般的な会社ではここが限界でしょう。
・レベル4:定量化されている。(過去問(H19秋 共通午前問11)では、「プロセスの実績が定量的に予測可能である。」)
・レベル5:自発的に改善される。(過去問(H19秋 共通午前問11)では、「プロセスの変動に対し、プロセス実績は継続的に改善されている」) ← こんな会社ありえない。

■H29秋AP問49、H27春AP午前問49、H24秋AP午前問47
問49 CMMIの説明はどれか。
ア ソフトウェア開発組織及びプロジェクトのプロセスの成熟度を評価するためのモデルである。
イ ソフトウェア開発のプロセスモデルの一種である。
ウ ソフトウェアを中心としたシステム開発及び取引のための共通フレームのことである。
エ プロジェクトの成熟度に応じてソフトウェア開発の手順を定義したモデルである。






【正解】ア
ア:CMMIは、ソフトウェア開発組織及びプロジェクトのプロセスの成熟度を評価するためのモデルです。
イ:ソフトウェア開発のプロセスモデルには、ウォータフォールモデルやプロトタイプモデルなどがあります。
http://sm.seeeko.com/archives/15877390.html
ウ:ソフトウェアライフサイクルプロセス(SLCP:Software Life Cycle Process)
http://sm.seeeko.com/archives/15877397.html
エ:OPM3のこと?