innovationは「技術革新」である。
技術革新の種類がいくつかある。こちらも、情報処理試験の過去問で整理したい。

(1)ラディカルイノベーション
ラディカル(radical)とは「急速な」という意味。急速な革新をするには、経営構造そのものを変えるような変化が必要である。
過去問ではラディカルイノベーションのことを「経営構造の全面的な変革を必要とする技術革新である(H21秋-応用情報-問71)」と述べている。

cf インクリメンタルイノベーション

(2)インクリメンタルイノベーション
ラディカルが急激な革新であるのに対し、インクリメントは「増加(increment)」という位置づけである。過去問ではインクリメンタルイノベーションのことを「既存製品の細かな部分改良を積み重ねる技術革新である(H21秋-応用情報-問71)」と述べている。

(3)プロダクトイノベーション
過去問ではプロダクトイノベーションのことを「革新的な新製品を開発するといった、製品そのものに関する技術革新である(H21秋-応用情報-問71)」と述べている。


(4)プロセスイノベーション
過去問ではプロセスイノベーションのことを「研究開発過程、製造過程、及び物流過程の技術革新である(H21秋-応用情報-問71)」と述べている。