JIS X 0129(ISO/IEC9126)では、ソフトウェアの品質を「機能性」「信頼性」「使用性」「効率性」「保守性」「移植性」の6つとしている。
さらに、各々において、品質副特性が定義されている。
たとえば、「信頼性」には「成熟性」「障害許容性」「回復性」「標準適合性」
の4つがあり、その中の「回復性」は、「故障時に、指定された達成水準を再確立し、直接に影響を受けたデータを回復するソフトウェア製品の能力(H21応用情報/秋問48)」としている。

過去問(H21春FE午後問2)を見てみましょう。
JIS X 0129-1では,ソフトウェア製品の品質について,表1に示す六つの品質特性を定めている。

表1 六つの品質特性(JIS X 0129-1)
品質特性ソフトウェア製品の能力の概要品質副特性(一部)
機能性指定された条件下で利用されるとき,明示的及び暗示的必要性に合致する機能を提供する。合目的性,正確性,セキュリティ,相互運用性
使用性指定された条件下で利用するとき,理解,習得,利用でき,利用者にとって魅力的である。 運用性,習得性,魅力性,理解性
信頼性指定された条件下で利用するとき,指定された達成水準を維持する。回復性,障害許容性,成熟性
効率性明示的な条件下で,使用する資源の量に対比して適切な性能を提供する。時間効率性,資源効率性
保守性修正のしやすさ安定性,解析性,試験性,変更性
移植性ある環境から他の環境に移すことができる。環境適応性,共存性,設置性,置換性
これらの品質特性のうち,コーディングの段階では,信頼性,効率性,保守性,移植性を考慮することが大切である。