1.監査調書・システム監査の過程で入手したり作成した文書。監査報告書では経営者に提出用に監査調書を整理する必要がある。
・過去問では監査調書のことを「システム監査人が行った監査業務の実施記録であり、監査意見表明の根拠となるべき監査証拠、その他関連資料などをまとめたもの(H21秋-応用情報-問58)」と説明している。
・過去問(平成14年問39の不正解選択肢)では、監査調書に関して、「監査人が監査手続を実施して収集した資料、又は監査人の判断に基づいて評価された資料である」と述べられています。
・監査調書は、監査のプロセスで作成した文書全てであるため、監査報告書のために必要な書類もあるが、それ以外にも監査計画などの書類も含まれる。
2.監査報告書報告用にまとめたものです。
システム監査の監査報告書では、改善提案をします。ただ、改善するのはあくまでも被監査側です。改善への強制力も持ちません。
情報セキュリティ監査の場合、経済産業省から、「情報セキュリティ監査基準 報告基準ガイドライン」というのが公表されている。
www.meti.go.jp/policy/netsecurity/downloadfiles/IS_Audit_Annex06.pdf
応用情報技術者のシラバスには、「システム監査人は、調査、収集、分析した情報を、監査の結論に至った過程が分かるよう整理して文書化した監査調書を作成、保管し、監査報告書を作成するときの基礎資料や監査結果の裏付けとすることを理解する」と、述べられている。
・年次監査報告書:年度毎のシステム監査部門の活動を報告するもの
・(個別)監査報告書
3.監査調書と監査報告書の違い簡単にいうと、監査調書は内部資料で、監査報告書は外部資料(お客様向けの正式文書)。
監査調書は内部資料であるため、非公開が原則です。一方、監査報告書は報告書であるため、公開が原則です。
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