問51 図のアローダイアグラムで表されるプロジェクトは,完了までに最短で何日を要するか。
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ア 115
イ 120
ウ 125
エ 130

【解説】
丸のついた数字の横に、所要日数の累計を書いておくとわかりやすいです。たとえば、②であれば30、③であれば30+5=35という感じです。④に関しては、①→②→③→④のルートと、①→②→④の2ルートがあります。それぞれ、30+5+0=35、30+30=60になります。遅い方が所要日数になります。このやり方で、すべての丸がついた数字に所要日数を記載していきます。すると、①→②→④→⑤→⑥→⑦が最も時間がかかるルートで、クリティカルパスになります。その所要時間は、30+30+0+30+30=120(日)です。

【正解】 イ

問52 表の機能と特性をもったプログラムのファンクションポイント値は幾らか。ここで,複雑さの補正係数は0.75とする。

ユーザファンクションタイプ個数重み付け係数
外部入力14
外部出力25
内部論理ファイル110
外部インターフェースファイル07
外部照会04

ア 18  イ 24  ウ 30  エ 32

【解説】
過去問では、ソフトウェアの開発規模見積りに利用されるファンクションポイント法の説明として、「外部仕様から、そのシステムがもつ入力、出力や内部論理ファイルなどの5項目に該当する要素の数を求め、さらに複雑さを考慮した重きを掛けて求めた値を合計して規模を見積もる。(H21PM午前2-問3)」と述べられています。この説明にありますように、それぞれを単純に掛け算すればいいことになります。
(1 x 4 + 2 x 5 + 1 x 10) x 0.75 = 18

【正解】 ア

問53 10人が0.5 kステップ/人日の生産性で作業するとき,30日間を要するプログラミンク作業がある。 10日目が終了した時点で作業が終了したステップ数は,10人の合計で30 kステップであった。予定の30日間でプログラミングを完了するためには,少なくとも何名の要員を追加すればよいか。ここで,追加する要員の生産性は,現在の要員と同じとする。

ア 2  イ 7  ウ 10  エ 20

【解説】
まず、全体の工数を計算します。「10人が0.5 kステップ/人日の生産性で作業するとき,30日間を要するプログラミンク作業」ですから、全体の工数は、10 x 0.5 x 30 = 150(kステップ) です。
残りの工数は、150k - 30k = 120k です。また、残りの日数は、30日 - 10日 = 20日です。
現在の生産性は、「10日目が終了した時点で作業が終了したステップ数は,10人の合計で30 kステップ」ですから、「1人が0.3kステップ/人日」の生産性です。このペースで、残りの120kを20日で仕上げますから、必要な人員を□人とすると、0.3 x □ x 20 = 120 の式が成り立ちます。 これを計算すると、□ = 20 よって、残りは20 -10 =10人が必要です。
   
【正解】 ウ

問54 プロジェクトのリスクに対応する戦略として,損害発生時のリスクに備え,損害賠償保険に加入することにした。PMBOKによれば,該当する戦略はどれか。
ア 回避
イ 軽減
ウ 受容
エ 転嫁

【解説】
正解はリスク転嫁です。リスク移転とも言われます。

【正解】 エ

問55 サービスデスク組織の構造とその特徴のうち,ローカルサービスデスクのものはどれか。
ア サービスデスクを1拠点又は少数の場所に集中することによって,サービス要員を効率的に配置したり,大量のコールに対応したりすることができる。
イ サービスデスクを利用者の近くに配置することによって,言語や文化が異なる利用者への対応,専用要員によるVIP対応などができる。
ウ サービス要員は複数の地域や部門に分散しているが,通信技術を利用することによって,単一のサービスデスクであるかのようにサービスが提供できる。
エ 分散拠点のサービス要員を含めた全員を中央で統括して管理することによって,統制のとれたサービスが提供できる。

【解説】
正解はイです。ローカルなので、利用者の近くに配置するのが特徴です。
ちなみに、選択肢アは、中央(セントラル)サービスデスク、ウはバーチャルサービスデスクの説明です。

【正解】 イ

問56 情報システムの安全性や信頼性を向上させる考え方のうち,フェールセーフはどれか。
ア システムが部分的に故障しても,システム全体としては必要な機能を維持する。
イ システム障害が発生したとき,待機しているシステムに切り替えて処理を続行する。
ウ システムを構成している機器が故障したときは,システムが安全に停止するようにして,被害を最小限に抑える。
エ 利用者が誤った操作をしても,システムに異常が起こらないようにする。

【解説】
正解はウです。フェールセーフは「セーフ(safe)」という「安全」という言葉が入っています。答えに「安全
」というキーワードが入っていることから、わかりやすかったと思います。
参考までに、アはフェールソフト、イはフォールトトレラント、エはフールプルーフです。

【正解】 ウ

問57 業務部門が起票した入力原票を,情報システム部門でデータ入力する場合,情報システム部門の業務として,適切なものはどれか。
ア 業務部門が入力原票ごとの処理結果を確認できるように,処理結果リストを業務部門に送付している。
イ 入力原票の記入内容に誤りがある場合は,誤りの内容が明らかなときに限り,入力担当者だけの判断で入力原票を修正し,入力処理している。
ウ 入力原票は処理期日まで情報システム部門で保管し,受領枚数の点検などの授受確認は,処理期日直前に一括して行うことにしている。
エ 入力済みの入力原票は,不正使用や機密情報の漏えいなどを防止するために,入力後直ちに廃棄することにしている。

【解説】
この問題は、間違いを探して消去法で答えるのがいいでしょう。
ア:適切です。
イ:「入力担当者だけの判断で入力原票を修正」するのは不適切で、業務部門に確認をすべきです。
ウ:「処理期日直前に一括して行う」のでは、内容の確認や、ミスをしたときのリカバリーができません。
エ:「入力後直ちに廃棄」しては、あとで確認ができなくなります。

【正解】 ア

問58 システム監査の実施体制に関する記述のうち,適切なものはどれか。
ア 監査依頼者が監査報告に基づく改善指示を行えるように,システム監査人は監査結果を監査依頼者に報告する。
イ 業務監査の一部として情報システムの監査を行う場合には,利用部門のメンバによる監査チームを編成して行う。
ウ システム監査人が他の専門家の支援を受ける場合には,支援の範囲,方法,監査結果の判断などは,他の専門家の責任において行う。
エ 情報システム部門における開発の状況の監査を行う場合には,開発内容を熟知した情報システム部門のメンバによる監査チームを編成して行う。

【解説】
こちらも、間違いを探して消去法で答えるのがいいでしょう。
ア:適切です。
イ:監査は、「利用部門のメンバ」ではなく、監査対象から独立した人が行うべきです。
ウ:他の専門家の責任ではなく、システム監査人が自ら責任を持つ必要があります。
エ:イと同じで、監査対象から独立した人が行うべきです。

【正解】 ア

問59 ソースコードバージョン管理システムが導入された場合に,システム監査において,ソースコードの機密性のチェックポイントとして追加することが適切なものはどれか。
ア バージョン管理システムに登録したソースコードの変更結果を責任者が承認していること
イ バージョン管理システムのアクセスコントロールの設定が適切であること
ウ バージョン管理システムの導入コストが適正な水準にあること
エ バージョン管理システムを開発部門が選定していること

【解説】
機密性という観点から、アクセスコントロールによる利用者の制限が求められます。

【正解】 イ

問60 スプレッドシートの処理ロジックの正確性に関わるコントロールを監査する際のチェックポイントはどれか。
ア スプレッドシートの作成者と利用者が同一であること
イ スプレッドシートのバックアップが行われていること
ウ スプレッドシートのプログラムの内容が文書化され検証されていること
エ スプレッドシートの利用者が定められていること

【解説】
スプレッドシートとは、表計算ソフトと考えてください。
コントロールとは文字通り「統制」を意味します。ログを取得したり、管理をすることで、「正確性」の統制が取れているかを考えましょう。

【正解】 ウ