5.プロジェクト品質マネジメントの目的 プロジェクト品質マネジメントは,プロジェクトが取り組むニーズを満足させることを目的として,品質方針,目標,責任を定め,それらを達成するために,必要なプロセスを実施していくこと (IPAの応用情報技術者試験シラバス より引用 http://www.jitec.jp/1_13download/syllabus_ap.pdf) |

「機能性」望んでいる機能を実現できるか
「信頼性」MTBF、バグの少なさ
「使用性」使いやすいGUIなど
「効率性」応答時間の速さ、ディスクの使用効率の良さ
「保守性」ホットスワップなど
「移植性」Windos2003から2008への移植が簡単

①層別管理
②ヒストグラム
ヒストグラムについて、「収集したデータを幾つかの区間に分類し、各区間に属するデータの個数を棒グラフとして描き、品質のばらつきをとらえる(H17FE春午前-問75 不正解選択肢)」と述べている。
品質のばらつきを探求するために利用する。
③パレート図
詳細は以下です。
http://sm.seeeko.com/archives/65793591.html
④散布図
H29秋AP
問76 プログラムのステップ数が多くなるほどステップ当たりのエラー数も多くなる傾向があるように見受けられたので,データを採って調べた。これを分析するのに最も適した図はどれか。
ア 系統図 イ 散布図 ウ 特性要因図 エ パレート図
【正解】イ
⑤特性要因図
特性要因図について、過去問では、「原因と結果の関連を魚の骨のような形態に整理して体系的にまとめ、結果に対してどのような原因が関連しているかを明確にする(H17FE春午前-問75)」「問題に対し原因と考えられる要素を魚の骨のような形状に整理し,本質的な原因を追究して解決に役立てる(H18秋SD午前問48) 」と述べられています。
問題の真因を探求するために利用する。
経験では、なぜなぜを繰り返した気がする。なぜを3回繰り返すのであるが、結構つらい。
(例) 品質が悪い
⇒なぜなら、テストが不十分だったから
⇒なぜなら、開発スケジュールが厳しかったから
⇒3回目のなぜってつらい。
「営業の交渉力が無い」
「会社にリソースが足らない」
「そもそも不景気だから厳しい案件しかない」など、
解決できない要因が出てくる。
⑥チェックシート
⑦管理図
管理図について、過去問では、「時系列のばらつきを折れ線グラフで表し、管理限界線を利用して客観的に管理する。(H17FE春午前-問75 不正解選択肢)」、、「時系列的に発生するデータのばらつきを折れ線グラフで表し,上限と下限を設定して異常の発見に用いる。(H18秋FE午前問76)」と述べています。
また、別の過去問では、「管理図の利用方法」として、「中央線と上下一対の限界線を引いて,製品などの特性値をプロットし,品質不良や製造工程の異常を検出して不良原因の除去や再発防止に役立てる(H20秋AD午前問69)」と述べている。
H21ST問23に詳しいエックスバー管理図の例がある
問23 製造工程で部品の寸法を測定し、X(※上に横棒あり)管理図で品質を管理している。(1)~(4)の社内標準によって,管理図中の点を異常と判定する場合,図に示したi管理図で異常と判定すべき点は何個あるか。ここで,管理限界線近くとは,中心線から管理限界線までの距離の2/3(図中の点線)以上離れた場所をいう。 〔社内標準〕異常と判定する基準 (1)管理限界線の外側又は線上に現れる点 (2)連続する3点中の2点以上が管理限界線近くに現れる場合の,管理限界線近くの点 (3)6個以上の点が,連続して中心線の上側又は下側に現れる場合の, 6点目以降の点 (4)3個以上の点が,連続して上昇又は下降する場合の,3点目以降の点 ![]() ア 2 イ 3 ウ 4 エ 5 |
管理図はH24春PM午前2問8は、以下

③連関図
■H26秋AP
問75 分析対象としている問題に数多くの要因が関係し,それらが相互に絡み合っているとき,原因と結果,目的と手段といった関係を追求していくことによって,因果関係を明らかにし,解決の糸口をつかむための図はどれか。
ア アロ一ダイアグラム イ パレート図
ウ マトリックス図 エ 連関図
【正解】エ
④親和図 新QC
H24秋AP
問75 親和図の特徴はどれか。
ア 原因と結果を対比させた図式表現であり,不良原因の追及に用いられる。
イ 錯絲した問題点や,まとまっていない意見,アイディアなどを整理し,まとめるために用いられる。
ウ 二つ以上の変数の相互関係を表すのに役立つ。
エ 分布の形,目標値からのばらつき状態などから,製品の品質の状態が規格値に対して満足いくものかなどを判断するために用いられる。
正解:イ


信頼度成長曲線:テスト日数と累積バグ数をグラフにし、目標と実績が収束しているかを判断する
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