応用情報技術者試験シラバスでは、「データベースの論理設計」に関して、以下の記載があります。

③ データベースの論理設計
データの重複や矛盾が発生しないテーブル(表)設計の考え方,主キー,外部キーなどの概念,参照制約,一貫性制約などの制約を理解する。また,ユーザビューの機能と定義を理解する。

用語例 配置モード,親子集合順序,親子集合,索引,フィールド(項目),レコード,ファイル,NULL,一意性制約

過去問の例

H28春AP午前

問29 次の表において,“在庫” 表の製品番号に定義された参照制約によって拒否される可能性がある操作はどれか。ここで,実線の下線は主キーを,破線の下線は外部キーを表す。
20170906_2-1
ア “在庫” 表の行削除
イ “在庫” 表の表削除
ウ “在庫” 表への行追加
エ “製品” 表への行追加

正解は、ウです。

H27春AP午前

問28 “学生” 表が次のSQL文で定義されているとき,検査制約の違反となるSQL文はどれか。

CREATE TABLE 学生(学生番号CHAR(5)PRIMARY KEY,
          学生名CHAR(16),
          学部コードCHAR(4),
          住所CHAR(16),
          CHECK(学生番号LIKE 'K%'))
20170906_2-2
ア DELETE FROM 学生 WHERE 学生番号 = 'K1002'
イ INSERT INTO 学生 VALUES ('J2002','渡辺次郎','Mee6','東京都')
ウ SELECT * FROM 学生 WHERE 学生番号 = 'K1001'
エ UPDATE 学生 SET 学部コード = 'N001' WHERE 学生番号 LIKE 'K%'

正解は、イです。

H26春AP午前

問25 SQL文においてFOREIGN KEY と REFERENCES を用いて指定する制約はどれか。
ア キー制約
イ 検査制約
ウ 参照制約
エ 表明

正解は、ウです。