2.キー(key)
①主キー
行を一意に識別するものを候補キーと言います。この中から、管理上最適なものが主キーです。
上記の「受注明細テーブル」の主キーは、「受注番号と明細番号」です。受注番号だけでは行を1つに特定できず、2つが合わさって初めて一つに特定できます。
また、上記の「商品テーブル」の主キーは、「商品コード」です。
なぜ候補キーと言うのですか?
主キーの候補だからです。
ただ、応用情報技術者試験においては、両者の違いを厳密に区別しなくてもいいと思います。主キー=候補キーと考えて、問題を解いてもらえばいいでしょう。
②外部キー
外部を参照するキーです。「受注明細テーブル」の外部キーは「商品コード」です。これにより、商品テーブルの情報を参照することができます。
参照することは分かりました。
でも、わざわざ外部キーとして定義しなくても、勝手に参照していればいいのではないでしょうか。
過去問(H28春FE午前問29)では、「関係データベースにおいて,外部キーを定義する目的」として,「関係する相互のテーブルにおいて,レコード間の参照一貫性が維持される制約をもたせる。」とあります。もし、この外部キーによる参照制約がないと、参照先の項目が削除されて存在しないなど、データとしての不整合が発生する場合があります。
3.E-R 図
データの実体(entity)とその関連(relationship)を表現します。
過去問(H24FE春問28)では、「E-R図に関する記述」として、「業務で扱う情報をエンティティ及びエンティティ間のリレーションシップとして表現する。」と述べられています。
エンティティというのがよく分からないかもしれません。エンティティとはデータの実体のことですが、表(テーブル)と考えていいです。たとえば、上に表を掲載していますが、「受注明細」「商品」が、それぞれエンティティになります。
両者の関係をE-R図で表すと、以下になります。
過去問(今回はH27年春DB午後の資料を引用)では、E-R図のルールに関して、以下の説明があります。
①主キー
行を一意に識別するものを候補キーと言います。この中から、管理上最適なものが主キーです。
上記の「受注明細テーブル」の主キーは、「受注番号と明細番号」です。受注番号だけでは行を1つに特定できず、2つが合わさって初めて一つに特定できます。
また、上記の「商品テーブル」の主キーは、「商品コード」です。
なぜ候補キーと言うのですか?
主キーの候補だからです。
ただ、応用情報技術者試験においては、両者の違いを厳密に区別しなくてもいいと思います。主キー=候補キーと考えて、問題を解いてもらえばいいでしょう。
②外部キー
外部を参照するキーです。「受注明細テーブル」の外部キーは「商品コード」です。これにより、商品テーブルの情報を参照することができます。
参照することは分かりました。
でも、わざわざ外部キーとして定義しなくても、勝手に参照していればいいのではないでしょうか。
過去問(H28春FE午前問29)では、「関係データベースにおいて,外部キーを定義する目的」として,「関係する相互のテーブルにおいて,レコード間の参照一貫性が維持される制約をもたせる。」とあります。もし、この外部キーによる参照制約がないと、参照先の項目が削除されて存在しないなど、データとしての不整合が発生する場合があります。
3.E-R 図
データの実体(entity)とその関連(relationship)を表現します。
過去問(H24FE春問28)では、「E-R図に関する記述」として、「業務で扱う情報をエンティティ及びエンティティ間のリレーションシップとして表現する。」と述べられています。
エンティティというのがよく分からないかもしれません。エンティティとはデータの実体のことですが、表(テーブル)と考えていいです。たとえば、上に表を掲載していますが、「受注明細」「商品」が、それぞれエンティティになります。
両者の関係をE-R図で表すと、以下になります。
過去問(今回はH27年春DB午後の資料を引用)では、E-R図のルールに関して、以下の説明があります。
(1)エンティティタイプとリレーションシップの表記ルールを,図1に示す。 ① エンティティタイプは,長方形で表し,長方形の中にエンティティタイプ名を記入する。 ② リレーションシップは,エンティティタイプ間に引かれた線で表す。 “1対1"のリレーションシップを表す線は,矢を付けない。 “1対多”のリレーションシップを表す線は,“多”側の端に矢を付ける。 “多対多”のリレーションシップを表す線は,両端に矢を付ける。 |
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