ある値Xが決まると、Yが一意に決めることができる場合、「YはXに関数従属している」と言います。
以下の顧客テーブルがあるとします。
顧客(顧客番号、氏名、住所、電話番号) ※主キーは「顧客番号」です。
このとき、「顧客番号」が決まると「氏名」が決まります。また、氏名だけでなく、「住所」や「電話番号」も決まります。
このような場合、「氏名は顧客番号に関数従属している」といい、「顧客番号→氏名」と表します。

参考ですが、過去問(H28春AP午前)の抜粋(一部改変)を見てみましょう。
関数従属は、次のように表されます。
(1)属性Xの値が与えられると,属性Yの値を一意に決めることができる。(左図)
(2)属性Xと属性Yの二つの値が与えられると,属性Zの値を一意に決めることができる。(右図)
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