■H29秋
問74 予測手法の一つであるデルファイ法の説明はどれか。
ア 現状の指標の中に将来の動向を示す指標があることに着目して予測する。
イ 将来予測のためのモデル化した連立方程式を解いて予測する。
ウ 同時点における複数の観測データの統計比較分析によって将来を予測する。
エ 複数の専門家へのアンケートの繰返しによる回答の収束によって将来を予測する。
【正解】エ

問75 本社から工場まで車で行くのに,一般道路では80分掛かる。高速道路を利用すると,混雑していなければ50分,混雑していれば100分掛かる。高速道路の交通情報が“順調”ならば高速道路を利用し7渋滞”ならば一般道路を利用するとき,期待できる平均所要時間は約何分か。ここで,高速道路の混雑具合の確率は,混雑している状態が0.4,混雑していない状態が0.6とし,高速道路の真の状態に対する交通情報の発表の確率は表のとおりとする。

11-2_H29a_問75
ア 62     イ 66     ウ 68     エ 72
【正解】イ

問76 プログラムのステップ数が多くなるほどステップ当たりのエラー数も多くなる傾向があるように見受けられたので,データを採って調べた。これを分析するのに最も適した図はどれか。
ア 系統図     イ 散布図     ウ 特性要因図     エ パレート図
【正解】イ

■H28秋
問74 ガントチヤートを説明したものはどれか。
ア 作業別に作業内容とその実施期間を棒状に図示したものであり,作業の予定や実績を示す場合に効果的である。
イ 散点グラフにプロットされた要素の,比較的短期間での座標上の移動変化を示す場合に効果的である。
ウ 複数の属性項目の値を線で結び,その値のバランスを評価する場合に効果的である。
エ 棒グラフと折れ線グラフを組み合わせ,管理上の優先度を明示する場合に効果的である。
【正解】ア

問75 故障率曲線において,図中のAの期間に実施すべきことはどれか。
11-2_H28a_問75
ア 設計段階では予想できなかった設計ミス,生産工程では発見できなかった欠陥などによって故障が発生するので,出荷前に試運転を行う。
イ 対象の機器・部品が,様々な環境条件の下で使用されているうちに,偶発的に故障が発生するので,予備部品などを用意しておく。
ウ 疲労・摩耗・劣化などの原因によって故障が発生するので,部品交換などの保全作業を行い,故障率を下げる。
エ 摩耗故障が多く発生してくるので,定期的に適切な保守を行うことによって事故を未然に防止する。
【正解】イ

■H28春
問75 リーグに求められる機能として,  PM理論がある。P機能(Performance function)が大きく, M機能(Maintenance function)が小さいリーグのタイプはどれか。
ア 業務遂行能力が不足し,メンバの気持ちにも疎いので,目標達成ができない。
イ メンバの気持ちは大事にしているが,一向に目標達成に導けない。
ウ メンバの参加を促し,目標達成に導くので,決定事項に対するメンバの納得度が高い。
エ 目標達成を急ぐ余り,一部のメンバの意見を中心にまとめてしまうので,他のメンバから抵抗を受けることが多い。
【正解】エ

問76 内閣府によって取りまとめられた仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章”及び“仕事と生活の調和推進のための行動指針”では,目指すべき社会の姿ごとに,その実現に向けた指標を設けている。次の表のCに当てはまるものはどれか。
11-2_H28h_問76
ア 健康で豊かな生活のための時間が確保できる社会
イ 個々の社員のキャリア形成を企業が支援可能な社会
ウ 就労による経済的自立が可能な社会
エ 多様な働き方・生き方が選択できる社会
【正解】エ

■H27秋
問68 現在の動向から未来を予測したり,システム分析に使用したりする手法であり,専門的知識や経験を有する複数の人にアンケート調査を行い,その結果を互いに参照した上で調査を繰り返して,集団としての意見を収束させる手法はどれか。
ア 因果関係分析法     イ クロスセクション法
ウ 時系列回帰分析法     エ デルファイ法
【正解】エ

問75 経営会議で来期の景気動向を議論したところ,景気は悪化する,横ばいである,好転するという三つの意見に完全に分かれてしまった。来期の投資計画について,積極的投資,継続的投資,消極的投資のいずれかに決定しなければならない。表の予想利益については意見が一致した。意思決定に関する記述のうち,適切なものはどれか。
11-2_H27a_問75
ア 混合戦略に基づく最適意思決定は,積極的投資と消極的投資である。
イ 純粋戦略に基づく最適意思決定は,積極的投資である。
ウ マクシマツクス原理に基づく最適意思決定は,継続的投資である。
エ マクシミン原理に基づく最適意思決定は,消極的投資である。
【正解】エ

■H27春
間76 定期発注方式の特徴はどれか。
ア ABC分析におけるC品目に適用すると効果的である。
イ 発注時に需要予測が必要である。
ウ 発注のタイミングは発注対象を消費する速度に依存する。
エ 発注量には経済的発注量を用いると効果的である。
【正解】イ

■H27春
問75 横軸にロットの不良率,縦軸にロットの合格率をとり,抜取検査でのロットの品質
  とその合格率との関係を表したものはどれか。
ア OC曲線     イ バスタブ曲線
ウ ポアソン分布     エ ワイブル分布
【正解】ア

■H26秋
問75 分析対象としている問題に数多くの要因が関係し,それらが相互に絡み合っている
  とき,原因と結果,目的と手段といった関係を追求していくことによって,因果関係
  を明らかにし,解決の糸口をつかむための図はどれか。
ア アロ一ダイアグラム     イ パレート図
ウ マトリックス図     エ 連関図
【正解】エ

問76 図は,定量発注方式の在庫モデルを表している。発注aの直後に資材使用量の予測
  が変わって,納品aの直前の時点における在庫量予測が安全在庫量Sから①で示され
  るXになるとき,発注a時点での発注量Eに対する適切な変更はどれか。ここで,発
  注直後の発注量の変更は可能であり,納品直後の在庫量は最大在庫量を超えないもの
  とする。
11-2_H26a_問76
ア E十S-Xを追加発注する。     イ K十S-Xを追加発注する。
ウ K-Xの発注取消を行う。     エ X-Sの発注取消を行う。
【正解】エ

問76 “1次式で表現される制約条件の下にある資源を,どのように配分したら1次式で表される効果の最大が得られるか”という問題を解く手法はどれか。
ア 因子分析法  イ 回帰分析法  ウ 実験計画法  エ 線形計画法

正解:エ