1.アルゴリズムとは

アルゴリズムとは、「コンピュータに,ある特定の目的を達成させるための処理手順(H25春IP問53)」です。
また、アルゴリズムを視覚的に表したものがフローチャートです。

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2.アルゴリズムに関する過去問

(1)過去問(H25春IP)
問53 コンピュータを利用するとき,アルゴリズムは重要である。アルゴリズムの説明として,適切なものはどれか。
ア:コンピュータが直接実行可能な機械語に,プログラムを変換するソフトウェア
イ:コンピュータに,ある特定の目的を達成させるための処理手順
ウ:コンピュータに対する一連の動作を指示するための人工言語の総称
エ:コンピュータを使って,建築物や工業製品などの設計をすること





アはコンパイラ
ウはプログラム言語
エはCAD です。

正解はイです。

■H28春
問6 流れ図に示す処理の動作の記述として,適切なものはどれか。ここで,二重線は並列処理の同期を表す。
H28h-問6
ア ABC又はACBを実行してデッドロックになる。
イ AB又はACを実行してデッドロックになる。
ウ Aの後にBC又はCB,  BC又はCB,…と繰り返して実行する。
エ Aの後にBの無限ループ又はCの無限ループになる。





【正解】ウ

■H27春
問6 モンテカルロ法によって,正方形に内接する円の面積を近似的に求める方法はどれか。
ア 円に内接する正多角形の面積によって求める。
イ 正方形内に多数の小円を重ならないようにぎっしり詰めて,円の中にある小円の個数によって求める。
ウ 正方形内に乱数を用いて多数の点を一様に打ち,円の中にある点の個数によって求める。
工 正方形内を微細な間隔の格子点で区切り,円の中にある格子点の個数によって求める。





【正解】ウ

■H26春
問5 記憶領域を管理するアルゴリズムのうち,ベストフィット方式の特徴として,適切なものはどれか。
ア 空きブロック群のうち,アドレスが下位のブロックを高い頻度で使用するので,アドレスが上位の方に大きな空きブロックが残る傾向にある。
イ 空きブロック群のうち,要求された大きさを満たす最小のものを割り当てるので,最終的には小さな空きブロックが多数残る傾向にある。
ウ 空きブロックの検索にハッシュ関数を使用しているので,高速に検索することができる。
エ 空きブロックをアドレスの昇順に管理しているので,隣接する空きブロックを簡単に見つけられ,より大きな空きブロックにまとめることができる。





【正解】イ